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不安やネガティブ



よく本には「ポジティブでいましょう」とか書いてありますが。
それは間違ってはいないのです。というか、それは真実なのですが、
それはあくまで「ポジティブに考える」ということのみであって、
「ネガティブなことを考えない」という事ではないのです。
(またここでつい無意識に出る、二択の考え)

「ネガティブなことを考えない」と思うという事は
「ネガティブ」をまず想像してから「考えない」としているということで、
考えないようにするために、まず「ネガティブ」を意識に上げている状態。
つまりネガティブについて考えているという事になる。
考えないぞ!!!と力を入れれば入れるほど「ネガティブ」について考えている。

ついつい「ネガティブなことを考えないように頑張る」という方向に行きやすいのです。
それではいつまでたってもネガティブから離れることはできない。
ではどうしたらよいのか。

ネガティブな感情が浮かぶというのは、コントロールできません。
浮かんじゃうのですから。「不安」も勝手にやってくる。
やってくるのだから悪いことでも何でもなくて「ただ起こる事」なのです。
何かに不安になるというのは人間がもともと持っている防衛本能から来るものなので、
不安にならない人はいませんし、そんな人がいては逆に危険です。

「ネガティブ」や「不安」は勝手に起こること。
良いも悪いもありません。
ポジティブでいるために、ネガティブや不安を消さなければならないなんてことはないのです。
「ポジティブでいる事」と「ネガティブをなくすこと」を繋げて考えなくて良いのです。

ネガティブはただ「浮かぶ」だけなのですから、そのまま流してしまえばよいのです。
「あ、ネガティブな気持ちが浮かんだ」と認識だけしてあとはさようなら。
浮かんでは流し、浮かんでは流し。
それだけです。
浮かんだネガティブを「悪いこと」と捉えずにただ流せばよい。

ネガティブが浮かぶことによって、嫌な感情が生まれるのではないんです。
ネガティブが出てきた時に「あ~私って…」みたいに「悪いという判断」
をすることで嫌な感情が生まれるのです。
極端な話ネガティブが浮かんだ時に「私、ネガティブになってるーウケるー><♪」
と思えば、それは嫌な感情にはつながらないわけで。

数秘では「ネガティブな数字」というものもあります。
ネガティブ=悪い数字ではなく、陰陽の「陰」ですから、当然ですが重要。
陰に目を向けることからこそ発見できるものがある。
「暗い」のではなくて(もちろん暗いのが悪いことでもないのですが)
「陰」にフォーカスしているというだけの事なのです。
物事の、どこの側面に意識をしているかというだけの違いなのですね。

不安もネガティブも、浮かぶもの。
浮かんだら流す。
自然に流していれば「不安的中」率もぐんと下がってくると思います。



by 4cubes | 2016-03-12 08:37 | 潜在意識

一元視点で物を見つめ、物理化学の視点での引き寄せ、人の性質の分析解析を得意としています。、現在個別対応のみ承っています。


by のりこ