私の受験

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今年度、息子は中学3年生なので高校受験があります。
春ごろから何となく憂鬱で、受験するのは息子だし、勉強するもしないも息子だし、という事がわかっていても、憂鬱でした。
説明会だの書類だの、親と同伴だの、という事で、私自身は勉強しなくても、私自身も無視できないめんどくさい事がたくさんあるから。
それは息子がどこの学校に入るとか入らないとか、学力がどうだとかは全く関係ない、私個人の問題です。

私がそもそもめんどくさい。

進路説明会も、三者面談もとてつもなくめんどくさかった。
つまり、私が、受験から気持ちが逃げていたのですが、そうはいっても嫌なもんは嫌だったわけです。
事実逃げられないんだけど、それがわかっていても楽しいと思えないし積極的にもなれないわけです。
だから例えば模擬試験の申込などにしても、家庭教師斡旋の事務所経由なので親が関わらないわけにもいかず、関わりますが微妙に遅れ遅れになっていたりして、モチベーションの上がらなさのせいで、何かとスムーズにいかなくなってもいたわけです。

あるタイミングで息子を手放した私は、息子に対して、勉強しようがしてまいがイライラすることはなくなり、東京には高校が山ほどあるにもかかわらず、彼が学力的に可能性がある高校が数えるほどだとしても、そこには何の問題も感じていません。
それは、学校や試験で彼の力というものが測れないだけで、彼の価値が減るわけでもないからです。
彼には彼の持っているものがあると、確信しているからで、それが高校受験で発揮されなくても問題はないわけです。
(ここまで来るのも時間かかりましたが、私のセルフイメージが上がれば一気に解決しました)

でも私自身が受験に向き合えないという事についてはずっとありました。
実際に親がやる事は事務的な事、説明会への同行などですから、嫌々でもなんとかやろうと思えばやれる。
でも嫌だと思っているイライラする自分がいる。そこ、親だったらできる、嫌でも当たり前にできてしまう人が多いとは思いますが。
というか他のお母さんに「子どもが可哀想だよ」と叱られましたけどね。
でもね。
でもそこ、自分の本心を無視してはいけないんです。
子どもの受験のために親は我慢するものだと、当たり前のように言ったり思ったりするのかもしれないけれど、なおかつそれをあたかも「正論」のようにされてしまう場面もあるけれど、それを言っている限り、絶対に自分を生きられないんです。
「子どものために親が我慢する」「自分を優先すると子どもが可哀想になる」この二択にしてしまいがちですが、違う。
子どもも自分も幸せになる、全取りできる選択が、必ずどこかにあるという事なんです。
それは決して形じゃなく「想い」が、です。
みんなが納得して進める道があるという事。

そして受験シーズン。その嫌な気分がマックスになってきて、嫌でもしょうがない、11月はいよいよ私立の説明会にも行かなくては、仕組み上、間に合わなくなる。気持ちがついていかないけれども肚をくくろうとしていた時。

1人で家にいながら「本当に私は嫌なんだなぁ」と自分で自分の気持ちに向き合い。
しっかりと向き合ったら泣けてきて。ひとしきり泣いて。
その次の日に、私は出かけていて、息子も出かけているはずだったのに午後3時くらいに「食べるもの買ってきて」とLINEがきました。
お金も持たせてあるし変だなと思ったら「さすがにやばいと思って、今日は家にいたから」って。
そこで「さすがにやばい」を、誰かから強制されることなく自分のタイミングで感じて、それに合わせて自発的に行動した彼を知ったその瞬間、彼の在り方を見た瞬間、何だかそこでやっと私も自然に「うん、肚をくくろう」と思えて、そこからの彼がどうあろうとも、どこまでもつきあおうと自然に思えて「あなたがどう考えていても、この先どんな変化があっても、つきあうよ」とLINEで伝えました。
この「つきあうよ」は「つきあうことを肚で決めました」という事。
そうすると不思議な事に。

その瞬間から私は、息子の受験に「純粋な興味」を持てるようになったのです。
もちろん今から猛勉強して、無理やりどうのこうのというスイッチを入れたなどではなくて、彼の今の現在地を丁寧に把握し、その上で、彼に必要な模擬試験、見学に行く学校などを、少しもイライラすることなく調べたり、それについて息子と詰めたりできるように一瞬でなった。
息子は息子で、私は私で。それぞれが。
自分の気持ちに向き合い、本音を許容するという、それをやり切ったら自然に。
未完了の想いを消化したら、一瞬で変わっていました。

パートナーは「そうやってギリギリまで自分の気持ちに対して粘ることはとても大事。」「いつかは同じ事に向き合うのだとしても、自分の気持ちを処理しているのとしていないのとでは大きく違う。むしろ、長い受験期間のうち、勉強よりもそこに時間を使うべきだ。子どもは子どもで。親は親で。」と言ってくれました。

そう、確かに親も子どもも受験からは、逃げることはできないんです。
それは紛れもない事実。だからこそ皆、どの親も、早い段階でそれを受け入れようとするけれども。
けれども早ければ良いというわけではなくて、自分の気持ち、本音を聞く前にそれをすると、大きな歪みも生じます。
嫌な事を「頑張って」やることになるので「こんなに頑張っているのに」とか「どうして私だけ」になり、自分の人生にどんどん責任が持てなくなっていきます。犠牲者であるという思いが強くなってしまう。
知らず知らず、子どもにも寛容の気持ちが持てなくなってしまう。
大人も案外、そう大人でもないわけです。

子どもの受験に早くから興味を示せていたとしても、親の「良い学校に入れたい」とか打算やエゴがあるなら、そことも向き合う必要があります。
心から純粋に応援しようと思えるかどうかはとても大事な事です。

受験そのものを動かす事はできない事は承知しつつも、自分の気持ちから逃げていたのでは最初から勝負は決まっているし(合否とかじゃなく気持ち良い受験ができるかどうかの話で)受験という世界を「幸せ」という前提で見ない限り、結果としての幸せもやってこないわけです。
だからといって無理矢理そう思い込もうとするのではなく、自分の気持ちに素直に向き合い、明らかにしてから進む。

例えば、今、借金があるのに、ワクワクするからとホテルで豪華なお茶飲んでも、本当にはワクワクしないでしょう?
それはただの現実逃避になるんです。
自分の本音を押さえて、もっともらしい理由をくっつけてごまかそうとするのも現実逃避。
心の事ではあるけれど、自分に向き合うのはとことん現実的な作業なのです。


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Commented by tolerante at 2016-12-06 14:58
こんにちは。
同じ境遇のため、感じることの多い内容でした。

自分の気持ちにも正直に、
そして、本来のその子が活きる道へ進めるように
一つの通過点として気持ちの良い受験ができるといいですね。
Commented by 4cubes at 2016-12-07 11:02
> toleranteさん

メッセージありがとうございます。
仰る通りだと思います。

感じてくださりありがとうございます!
お互いに気持ち良い時間を過ごせますように。
by 4cubes | 2016-11-04 00:29 | 潜在意識 | Comments(2)

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