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10年後になくなる仕事

そんなテーマで、具体的に職種を並べてあるサイトや、そういう事をテーマにした記事もあって、確かに人工知能は進化して、人間じゃなくてもできる仕事が増えると予測できるのだから、言わんとするところはわかるのですが。

今、我々が考えているような形にはなりません。
なぜかというと、10年の間に経験することや価値観に変化が起こり「前提」が変わっているはずなのだから、今の前提で考えた通りになるという事がまずないんです。
ある日突然前触れもなく9割の仕事がなくなればそれは大変ですが、少しずつ変わる変化に、そこに立ったからこそ見える新しい方向性が生まれたりするのだから、10年後は単純に失業率が90%になるというわけでもないんです。誰もそこまで放っておかないですよね。

9割の仕事がなくなる(実際9割もないと思うけど)と書かれていますが、私がイメージするのは「9割の仕事が入れかわる」だと思うのです。
もしくは「形を変える」違う分野の仕事が生まれたり、単純作業をロボットに任せられる分、人間は余白ができて自由な時間が増えるなど、新しい可能性を考えられる。だとすると、10年後そういう風になるとして、例えば代わりにどんな仕事があったらみんながハッピーになるだろうか?
仕事の数が9割減ったら、1つの仕事を10人でやって、残りはそれぞれ自由な時間を持てるように世界を作れるかもしれない。
そうなったらどうしようではなくて、そうなるのに良い悪いはなくて、そこにどんな幸せな生き方ができるかというのをクリエイトしていく。

そもそも今の仕事が全部そのまま10年後もあったとして、それが幸せだと私にはあまり思えないです。
長く続く不況や、豊かなようでいてそれを感じにくい今の社会や暮らし。
犯罪や病気はなくならないし、ブラック企業がこれほど多かったり、未来に不安がたくさんあるように見える。
それを創造したのも私たちですが。
そんな中で、今以上の幸せな世界で生きていきたいと願うなら、変化は必要なのです。
でもその変化を、失敗脳の想定内で考えようとするから全然変化になっていない。
でも、そもそも人間は、変化を好まないのだから、特に危険な事がなければ動こうとしません。
だから幸せになりたくても、頭でごちゃごちゃするだけで、実際は現状維持になりやすいのです。

潜在意識は、変化を望んでいません。
潜在意識は、人間が安心して暮らしていけるための危険を回避するためにあるので、安定した状態を作り、そこからの変化を嫌います。
想像しやすい幸せな状態だけでなく、長期の病気とか、塀の中とか、DVなど、普通に考えたら耐えられなさそうな環境にも、潜在意識にとっては馴染んでさえしまえばそれが「安定」になり、そこから変化することを「危険」と認識します。
でも人間はそれに反して、もっとずっと良くなりたいと願います。つまり変化。
潜在意識の嫌いなことをやろうとしている。

だから、基本的に願望は叶いにくいのです。潜在意識が望んでいない事だから。
叶えようとして変化する時に、ざわざわするのはそのせいです。危険だから。阻止しようとする事象も起こる。
(変化を起こそうとすると、阻まれたり、やっぱりやめようと思うようなことが起こりやすい)
願望達成をする時には、この原理をうまく使っていくのです。
潜在意識も、区別がつかないことがあるとか、ちょっと勘違いするとか、かわいい性質があるので。
たとえば待ち受け画面を、達成したい写真にしておくみたいなのは、最初は馴染まない(ざわざわする)けれども、毎日毎日見ていい気分でいると、そのうちそれがいい気分すら意識しないで当たり前の感情になってくる。現実なのか妄想なのか区別しない潜在意識はそこの帳尻合わせで現実化させるわけです。

こういう実験する時は、最低21日(潜在意識が書き換えられる目安日数)から、できるなら100日(どんな事でも100日あれば習慣になる)くらい見ておくと良いと思います。
個人的な感覚的としては、ものにもよるけど21日じゃさすがに少なくて、2か月くらいあるとわりと確実です。
食べ物引き寄せるくらいなら、すぐですけれども。
そのあたりは差がかなりあるかなー。

数秘でビジネスの話をしていて、私も気づかされることがたくさんありました。
今日からもう一つ、設定を変えていきます。


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by 4cubes | 2016-11-05 21:41 | その他

一元視点で物を見つめ、物理化学の視点での引き寄せ、人の性質の分析解析を得意としています。、現在個別対応のみ承っています。


by のりこ