時間やエネルギーの使い方


よく「紀子さんは忙しいでしょう」と言われます。
うん、そうといえばそうなのかもしれません。
時間の効率的な使い方などのご相談を受けることもあります。

でもこの時間や疲労についての感じ方や考え方は、人それぞれです。
好きな事をしていると疲れない(肉体的には疲れても精神的に疲れない。回復も早い)とか時間が早く過ぎるとか、もっと言えば好きな事をしていると、疲れるとか頑張るという概念が自分にないので、人から見て大変そうに見えていても、本人は決してそう思ってはいない、とか。

色々と言われますが、いずれにしても人とは「比べられない」わけです。
だから正直この手の話は、聞いても伝えてもピンとくることがありませんでした。
ただ、そう言うと身も蓋もないし、実質的に「自分に合った」時間の使い方、無駄に疲れないスキルは身につけたいし、それについて、ヒントになるような話をしてみます。

有名なところで、スティーブジョブスは、いつも同じ服装をしていたという話があります。
着る服に迷う、というところにエネルギーをかけないでいた、というわけです。
わかりやすく言えば「着る服に迷う事は、自分の仕事ではない」と考えていたと思われます。

人間の使うエネルギーは、もし絶対量を比べられるなら個体差はあると思いますが、いずれも有限であり、そのエネルギー(知力・体力・精神力)をどこにどれだけかけるかという「配分」によって、それぞれの幸福度も上がる、または下がると言えます。
そして自分の人生で必要がない事にエネルギーを使えば使うほど、つまらない(望みから遠い)人生になる。

洋服選びをしないと肚で決めたら現実もそう動きますから、選ばなくて良いようなコーディネイト、枚数、に必然的になるでしょう。
その分、自分のエネルギーは使うべきところに使える。
これは、当たり前の話なのですが、自分でなかなか気づきにくいこと。

「好き!」に情熱を傾けることは簡単。
「嫌い!」をやらない事も、気づけばそこから、勇気は必要だとしてもやめることができる。
けれども「好きでも嫌いでもない」「ルーティンで無意識にやっている事」は何の違和感もないから、自分の仕事かそうでないかという、立ち止まって考えるタイミングすらつかめないでいるのです。
けれどもむしろ「どっちでもない」に費やしていた「時間や労力」とすら感じていなかったくらいの時間や労力を見直してみることは大事で、使う必要なかった(その無駄すら学びではあるのですが)エネルギーに気づき、自分が一番使いたいところに向けてあげることで、自分の知らないところで生まれる「疲れ」がぐっと減ると思うのです。

お金もそうです。知らないうちに減っているお金が多ければ多いほど「お金が減っている」「お金がない」と感じやすく、ちゃんと自分が使いたいところに使っていれば、額面では減っていても「お金がない」という感覚はなくなっていきます。だから「まだある」と自然に思え、その「ある」が、次の「ある」を連れてきてくれます。
私の、お金がまわり始める最初がこれでした。
「まだある」
お金が増えた!というどこかからお金が入ってきたという事実よりも、お金が思ったほど減っていない、使ったのにまだある、という感覚を得た時から、お金が入ってくるという現実を作り出していきました。私の場合はですが。
この「まだある」をいかに作り出せるか、とても大事です。
それは、人間はお金が「増えない」事よりも「減る」事の方に、恐れを抱きやすいからです。
増えないという事は、喜びも増えない代わりに現状維持はできる。心はそう動かされない。
でも減るのは、なくなることを連想させ、その時に起こり得る現実という恐怖をイメージしやすいから。
大金持ちになりたいと思うわけではないけれど、お金に困りたくない、という事からお金を求める人は、増やすよりも「まだある」「なくならない」の感覚の方にアプローチする方が有効かも。うーん、書きながら気づきました。
「お金はなくならない」実験してみよう。
ちなみに私は、お金が入ってくる実験もしていますが、どちらも有効です。
で、どちらが好きかと言われたら「なくならない」方が好みかもしれない。(性質的に)
「なくならない」「まだある」を再現性高くするには、どうしたらいいかなー。ほぼ独り言ですが。

もどします。
我々は、エネルギーを何だか知らないうちに、使っても使わなくても良いところに使っているのです。
その、使途不明エネルギーが実はたくさんあるから意識して洗い出し、そこにエネルギーを使わないと決めることによって、相対的に活力が生まれ、仕事は精度が上がり、休息など取るべきところに時間を使え、物事がうまく回り始めるのです。
洋服1枚選ぶか選ばないかがそんなに重要な事だと思えないかもしれませんが、侮るなかれです。
洋服同様に他の、無自覚に繰り返している「やってもやらなくても良い事」も沢山あるわけで、すべてを足すとかなりのエネルギーになるはずです。

私が断捨離する理由の1つに、管理するものを増やしたくない、というのがずっとありますが、実はこのことを意味していたのだなと今ならわかります。
管理する事にエネルギーを使わないようにする、です。
洋服ももちろん最小限で、最近の外出はワンピース2枚&カーデガン2枚オンリー。
できる限り1か所で買い物しますし、保険なども、状況などから見直しを迫られる時でなければ見直しません。レジャーや旅行に安く行ける、イベントに行くと先着で何かもらえるなど、知らなかった事で起こりうる「損」とか、知っていることや情報を集めることで得られる「得」は私にはまったく得ではなくて、情報を集める労力や時間の方を、もし損得で言うのであれば「損」と考えます。自分の仕事じゃないと捉えます。
もちろん情報収集や、少しでも安く買うこと自体を否定しているわけではなくて、それが喜びとなる人や、楽しみである場合はむしろ積極的に選ぶのが良いと思います。
ただそれを「主婦は安く買うのが仕事」とか「常識だから当たり前」ではなくて「自分にとって」を基準に判断しましょうという事なのです。

お金がたくさんある場合には、あれこれ気まぐれに手あたり次第好きな事をしたり食べたりできることはできるけれど、逆に、お金がある人ほど毎日の生活がきっちり決まっていて、心と体のメンテナンスにストイックになるという世の中の事実は、自分がするべき仕事、手放す仕事を厳格に守っている姿といえるのかもしれません。
そういう生活をしているからそれだけのお金を手に入れられる、そこにエネルギーを傾けてきた結果がそれだけの成功だという事だとしたら、ややパラドックスな感じはありますが、世の中はうまくできているなぁということも思うのです。

そしてどちらを選ぶのも自由です。

私が普段している事は、
●極力物を増やさないし、意識して減らしている。
●何かを書き込むのは手帳1冊と決めている。
●何がどこにあるかを明確にし、物を探すという時間と労力、エネルギーを使わない。
●食材は、食べるだけを買ってくる。保存食は作らないし冷凍はしないし使わない。
(保存食は、保存食があるという事が脳のどこかに残るし、冷凍も同じような意味合いです。買い物に行く時も、あれとあれが冷蔵庫にあって~のような事に頭を使わないようにしたい)
●洋服はベースカラーを決めてしまい、ベースカラーそのものを増やさない。
(靴やバッグを含めてワードロープの管理が簡単)
●床に極力物を置かず、掃除がしやすい部屋にする。
●お得系の情報収集は一切しない。

あと、今日スタッフとも話していたのですが、廊下とか階段とか、分離された間取りが苦手で、部屋のドアが閉まっているのも好きじゃないのですが、家全体を大きなワンルームとして捉え、管理を細分化せず、1つとして意識するという事が、私には省エネになるようです。(たぶんこれLP4です)

などなど、無意識に合理化してやっている事はとても多かったです。無意識ですからまだあるかもしれません。まぁ味気ないと言われたらそうなのですが、その分、好きだと思う仕事にエネルギーをかけられていて、それなりに忙しくても疲れず充実しています。
自分のできること、これからやろうとしている事に、エネルギーをかけると決めています。
自分の仕事、そうでないもの、切り分けるのも肚をくくるのも得意な方です。
逆に言うと、色々と満遍なく手を出すのは大の苦手です。

自分の性質を活かしたりしながら、時間の使い方、エネルギーの使い方、探ってみるのも面白いと思います。


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by 4cubes | 2016-11-28 16:21 | 潜在意識 | Comments(0)

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