ざわざわする感覚

「この世界の片隅に」をパートナーと観に行きました。

もともと物の感じ方がとても似ていて、好きな感覚も疑問に思うことも、観たいものも観たくないものも限りなく近く、この映画は原作を2人とも読んでいてとても楽しみにしていたし、観た後のシェアでもいつものように、同じように感じた部分は多かったように思います。

ですが、1つ、内面で全く違うことが起こりました。
彼はざわざわが止まらない。私は殆どざわざわしない、という現象。

私は純粋にこの映画をただただ素晴らしいと楽しんだのです。
映像は全く私の管轄外であるがゆえ。
でも彼は、映像をやってもいた人なので、細かい心情はわかりませんが(しばらくざわざわを感じることに集中して無言になっていたし、こちらもあえて言語化を求めずでした)相当平たく表現するとすれば「ヤバイ、やられた」という感じでしょうか。
自分も何かできることがあるのかもしれない、ということを感じたのかもしれません。
結構長い時間、ざわざわが止まらなかったようです。

私はそこに向かう概念は一つもないため、何もざわざわしないのです。
ただただ「楽しかったー!素晴らしかったー!」で終わります。
主人公のすずが、戦時中で物が豊かでなかった時代ですが、布や紙など使えるものを使い切るという暮らしをしているのを見て、私にもまだできることがありそうだ、と、チクっとなりましたが、それくらいです。

ざわざわは、自分の可能性を感じるサインです。
それでも、そんなに心地良い感覚ではありません。
「やれる可能性」を感じるということは同時に「今それをできていない」も感じるからです。でもそれが気づきというもので、それに気づいてしまったのなら「問答無用でやってみようよ」というメッセージなのです。
大人も文化祭が必要なのです。
そしてそれは、昨日とある音声を聞いたからそれに影響されているところもあるのですが、D(行動・使命)が鍵になります。
私ならD7。探求する。(LL7なので、探求する自分にOKも出して)
あの頃に、損得関係なく夢中になった、あれまたやろうよ、っていう事。
(形じゃなく想いの方で)
頭で考えなくても、ざわざわのサインの方が確かです。

湧き上がる何かに正直に、やること。
夢中になれることがわかって夢中になるのではなく、やったら夢中になることが心のどこかでわかっているし、そのサインは必ずあります。

好きなことがわからないという人も、そういうざわざわをどこかで感じたことはありませんか?
単なる「大好き!」という心地良い感覚とは違う、別の、無視できない感覚。
もしかしたら、すごく好きなものがある、昔、それを仕事にしていたとか、良いとこまで習得したとか、夢中になったけど、どこかで諦めたかやめてしまい、今また心のどこかでその「ざわざわ」が起こるのが怖くて、見えないように背を向けてしまっている、そんなこともあるかもしれません。

もしそういうのがあれば、それが自分を生きることに繋がるかもしれません。
好きなことがわからない人も、心地良いことはわかると思います。温泉とか、美味しいご飯とか、家族との時間とか。
で、人生を使ってやる「好きなこと」というのは、必ずしも心地良いことではなかったりします。
言ってしまえば、すっごくめんどくさいことだったりする。体力、気力、それに集中する時間、そして、その結果がどうなるかわからないから、なんとなく億劫になるし「やっても無駄なんじゃないか」とか「もうこの年齢だし」など、そういう思考が邪魔してきます。その方が諦めるために都合が良いから。
だから、温泉とか美味しいご飯とか家族との時間が、=自分の幸せ、だと納得しようとしている。でも、本当の自分はそう思っていないから、なんとなくそれで焦ったり、落ち着かなかったりするんです。

年齢を重ねると気力や体力を必要とすることへの恐れはとてもあります。
でも、夢中になれるゾーンに入らないと、やはりいつまでも自分をどこか誤魔化したままになることも確か。「自分を生きる」ことからずれている。

多くの人が、今更無駄なことして疲れたくないのが正直なところなのではないでしょうか。
でも、あの頃と同じことをするような気がしても、あの頃と同じようにはできないし、今の自分に合ったことをすれば良いし、今の自分だからこそできることもある。
何をやったかではなくて、どういう事に自分は夢中になれたのかを思い出したり、思い出させるようなざわざわがあった時に、それを無視しないで向き合ってみることから。
そこから感じる事、大事にしてみると良いと思います。
子ども時代より、若い頃より、大人になった今の方が車に乗れて遠くに行けたり、お金や時間に、あの頃にない自由もあったりするし。大人だからこその「ある」も見ていきたいですね。

「自分を生きる」というか、もう完全に、自分を生きるしかない時代になりますから。


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by 4cubes | 2016-12-12 11:19 | 潜在意識 | Comments(0)

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