嫌いという感情

かなり前、4回で20万円の講座の振り込みをして、実際にスタートする前、返金されないのを承知でキャンセルした事があります。
1回も行かずに「違う」と思ったんですね、なぜか。
違うかどうか内容もわからないし、さすがに20万円だし「最初の1回行ってから判断しようか」とか思いっきり損得感情入れて色々考えました。
けれども心のことを学び始めて、正確な実験結果を出すにはとにかくその材料に混じりっ気があってはいけないですから「一旦湧いた違和感をうやむやにする」リスクの方が大きいと考えて、勇気は必要でしたがキャンセルしました。

その時どうしてキャンセルしようと思ったか具体的な言葉にするのは難しいのですが、一つ言えるのは、私が違和感を感じるのは、講座の内容ではなく、講師に対してであることだという点です。
講座の内容はどんなものでもそこから学び取りますし、学び取れもしますが、講師の言動に違和感があるとそこで心が停止。もちろん講師に何かあるわけではなく、私がその講師から何かメリットがあって私なりの違和感を拾い上げている、というだけの事なのですが。

でも感情は普通に「この人ヤダ」って思いますよ。
心の事をやっているからといって心が綺麗というわけではないし、全て自分が創造した世界だとしても、普通に「好きじゃない」くらいは思いますね。
嫌いと思う瞬間もある、でもその思いを明らかにして受け止めれば、今度は「嫌い」ではなく「関心がない」存在になるので意識を向けなくなり、自分の世界からはいなくなります。ずっと「嫌い」であるわけじゃないんです。ずっと嫌いだとするなら、適切な処理がされていない感情を抱えている状態なので、向き合うことが必要となりますね。

たとえ毎日会う人でも「私はこの人が好きじゃないし、好きじゃなくても良いんだ」と認識すると、その人に心を振り回されなくなります。
無理して好きになろうとしたり、我慢してやり過ごそうとすると、未完了の想いをどんどん溜め込む事になるので辛くなり、どうして私が我慢しなきゃいけないの?という感情が生まれてしまいます。
で、「あの人実は優しいところもあるから」とか、頭の良い顕在意識は何かと理由を見つけてきて納得しようとするのですが、それは自分の感情を抑え込んでいるだけですし、例えば短期の職場など期間限定の付き合いだとしても、自分の前提が変わらない限り同じような人がまた現れます。

で、人間はいろんな側面があるから、ここは好きだけどここは好きじゃない、みたいな、一見単純ではない感情もよくあるわけです。
私ならつい最近「この人、ブログは好きだけど、本人はなんか違う!」というのがありました。そういう時はまず無理矢理まとめようとしないこと。

ブログはすっごく好きで、でもご本人は…表向きは良かったのですが、偶然(私には必然だったのでしょうが)ものすごく冷たいお人柄を感じる場面を見てしまいまして。
最初は、たまたまだろうとか、そう見えるけれども、とか、100%良い人に解釈するために理由を色々考えてみたし、小さい事だと思おうとしたり、忘れようとしたり、なんやかんやしたのですが、やっぱり感じたことはごまかせずダメでした。
「私、嫌いなんだ、あの人」
(嫌いだと思って良いんだ、という自分への許可も含んでいます)
すると気持ちがピタッとハマって、急にふわっと軽くなって心地良い!
「そっかー、私はあの人を嫌いなんだ。私の好みじゃないんだ。ブログは好きだから、好きだと思おうとしてたわー」と改めてしっくりいって、そこでモヤモヤ、ざわざわは吹っ飛びました。
で、どうして私はその人を100%良い人だと解釈したかったか、というのがポイントなのですが、考えてみると、その後も数回その方に会う予定があったからなんです。
嫌いな気持ちで会うのは気が重すぎるし逃げたくなる。だから私は良い人だと思いたかったんだ、ということがわかりました。逃げても良いんですが、ただ逃げても意味ないですし、その前に自分の本音はどうなんだ、と向き合う事にして。

やっぱり好きじゃないわ、と観念し。
ブログは好きだと改めて感じて。そこでひとまず終わったのですが。

次に会ったら。
これが全然平気なんです!いや、嫌いは嫌い。まだ無関心まで昇華できていない、またはその途中なのでしょうね。でも、ご本人目の前にしても全然平気でした。
もう私の気持ちを私自身で完了させていたし、穏やかに普通に話せました。その後にご縁が続くかどうかはわかりませんが、それももうどちらでも良い事です。どちらになっても、私の心を動かされることはもうないですから。

明らかにするといっても愚痴はダメですよ。愚痴は気持ちを明らかにしたのとは違う。
なぜかというと「あの人が悪い、私は悪くない」もしくは「私も悪いけど、あの人も悪い」ジャッジ前提だからです。もちろん自分だけのこととして捉え、自分の想いだけを明らかにするのであれば、友達に話を聞いてもらうのも良いと思います。

で、私は常々「嫌いな人はいない」と言っておりますし、それも嘘ではないのですが、正確には嫌だという感情が起こるけれども、早々に適切に処理しているから、嫌いなままにしておかない、という事なのですね。
そして、お客様には嫌いの感情はありません。1㎜も。
そういう感情を持つことはありません。前提が全く違いますから。
いずれにしても嫌いという感情そのものがもう、わかなくなってきているので、↑のケースも私にはかなり珍しいです。
でもアウトプットしたかったみたいです。
お読みくださりありがとうございました。

●追記

この「嫌い」も、今この時点で、のお話です。
明日は好きかもしれない。
あくまでその感情は、今の自分に適応されているだけなのです。
でもその感情を未処理のままにしておくと、未処理の感情は残ったままになるのです。だからその都度、適切に処理するのです。
感情物質という物も確かに分泌されるのですが、物理的持続性はありません。怒りや悲しみの、喜びでさえ、その感情が続くということは、分泌された感情物質をトリガーにして、思い込みが「長引かせている」だけなのですね。


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by 4cubes | 2016-12-17 22:09 | 潜在意識 | Comments(0)

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