マウンティングの本質

昨日吐き出したことを、一つ一つ丁寧に見ていこうと思っています。
感想等あれば、メッセージください。


マウンティングとは、

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マウンティング [2] 【mounting】

サルがほかのサルの尻に乗り,交尾の姿勢をとること。霊長類に見られ,雌雄に関係なく行われる。動物社会における順序確認の行為で,一方は優位を誇示し他方は無抵抗を示して,攻撃を抑止したり社会的関係を調停したりする。馬乗り行為。
weblio辞書より
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とあります。
鳥や昆虫、爬虫類でも、ライバルを押しのけて求愛行為をし、メスを勝ち取るというようなものがあり、広い意味では基本的には生きとし生けるものすべて、マウンティングという概念を持っていると思われるわけです。
だから本来とても自然な行為。むしろメスよりオスの、とも言えそうです。
人間でいうと、マウンティングが性質として表れやすいか、のようなものは数字でもわかります。
だから人間においても、単なる性質として捉えるべきものではある。良し悪しじゃない事は大前提。

その一方で、人間においてマウンティング女子、あとママカーストと呼ばれるものなどは、行き過ぎたマウンティングというか、私から見るとそれ必要なの?レベルですが、もはやそのスキルが社会生活においては必須になっていて、更にドラマなどが助長させている状況。
そして、先日のブログで書いたような、高度なテクニックを駆使してそのコミュニティの中や、ライバルより優位に立つマウンティングが、本質的で本当に人を幸せにするものなのか?と考えると、私はそうは思えないし、どこか漠然と同じ気持ちの人も多いと思う。

じゃあ何がどう違って、私ならどうするか考えてみたのですが。
まず本来のマウンティングは、完全に無意識であり本能であるという事。
生存という生き物の大きな目的のために使われるものであるということ。
その、生物的本能は、もちろん人間も持っているもので、個が役割として、我が子(の命)を守るためだったり、子孫を残すためだったり、人間としての必要な社会を構築するために、無意識かつ自然に使われているものであるという事。
食料を自分の分を確保してから人に分け与えることとか、恋でライバルと争うとか、自然に湧いて出てくるものがそれにあたる。

これを超えて、戦略的になってくると、それは本能ではなく、打算的であり損得勘定になってくるので、もはや思考ベースになっているんです。
更にここで厄介なのが、もともと持っている本能的マウンティングに「思考マウンティングを乗せる」という、二層のような形で存在しているので、無自覚にえげつない事をしている、という状況が生まれやすいし、無意識が入っている分、自分でも気づきにくかったりするという点です。
また、本能に後押しされて、正当化してしまいやすくなります。
でも、思考のマウンティングは、一時的に人より優位に立つためのものに留まるので、人を幸せにするものではないんです。表面上の幸せは得られるかもしれないけれど、魂の喜びではないという事です。
思考マウンティングの本質は、単なる承認欲求であり、事象に反応しているという受動的な生き方であり、つまり。

セルフイメージがおそろしく低い。
外側の自分を整えることに必死で、内観できていないんです。
その生き方は、人を真から幸せにはしない。
もちろん全てのマウンティングを一切やめなさいという話ではなくて。(自覚の度合いもあるし、そもそも本来のマウンティングは持ってしかるべきものなのだから)
そこにどんな「自分」がいるのか、を見つめることが大事だという事なのです。
自覚する。
思考マウンティングは自覚できます。
あなたに「マウンティングされた」という経験があるのなら、「マウンティングを見た」のなら、同じものが自分の中にも存在しているはずだから。

思考マウンティングは観念的なものなので「全然勉強してないのー」と言いつつ点数が良かったというその子を見て、マウンティングだな、と判断したあなたの解釈があるだけで、それだけが唯一の事実。相手が意識的にそうしたのか無邪気だったのか、は永遠にわからないわけです。
つまりあなたがそれを「マウンティングだ」と認識したに過ぎない話で、その認識があなたにとっての真実になった。
それは、世界は戦略的マウンティングが存在しているし、身近なものである、という世界を、ほかならぬあなたが作った事になります。
で、それは自由です。でも。でも。

思考マウンティングに気づいたら、それを手放そう。と、あえて言います。
これ、今までならご自由に、だったけれど、今は、曖昧にしていることで他の、人間が根底に持っている大きな想いとずれて、その差が永遠に広がってしまう事で、とてつもなく大きなものを失ってしまうという事実に気づいてしまったので、ここを読んでくださる方にはあえて手放しましょうと書いておきます。

ドラマやマスコミで大きく取り上げられるようになると、これはもう社会的に思考マウンティングを顕在化している状態と言えます。
直視できる状態だという事。それがわかれば、手放すのもそう難しいことではないです。
しかりと顕在化したら、無害なものにしていけるチャンスです。

また書きます。


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Commented by ちは at 2017-02-26 09:09 x
マウンティング、私もピンとこない1人です。ドラマは面白く観ていたけど、どこか他人事という感じで。
以前の記事も、ですが、そうなんだとしたら、ものすごく思考回路が活発ですよね。疲れちゃわないのかな?とかそっちに意識がいってしまいます。のりこさんの文章を読んでそういう事か!と分かる反面、自分には必要ない、と言うかやる意味が感じられない、と言うか…知る、事、は好きだけれど選択は自分基準でしたいな、と思いました。
Commented by 4cubes at 2017-02-26 10:57
> ちはさん

メッセージありがとうございます。

ドラマになっているような極端なのは理解できないけれど、多かれ少なかれ自分にも持っているものですからねー。人がやっている、でも私はやらない、というより、自分の中にある思考マウンティングを手放せばよいだけです!
それは「選択」ではなくて、すでに「ある」から、まさに手放しなんです。自分の中の「ある」を見えない事にして背中を向けると、自分にマウンティングしてくる人に出会って現実的に困りますから、ちはさんの中にあるものを、見てみてくださいね。
(全員ありますから。そして悪いものじゃないのです^^)
思考回路が活発というか、本能というスピードに乗って活発にさせられているんだと思います。だから自然にできちゃうんですね。

私も、思ってもないのに褒めたりした事もあります。今も状況によってはあるかも。
目の前で展開されるマウンティング劇場に、乗っからないという選択のマウンティングもしますしね。

そんな自分もいます。で、いても良いと思います。
ちはさんもちはさんの基準でぼちぼちいきましょう^^
Commented by ちは at 2017-02-26 14:23 x
こんにちは。
そうか、あるのかな?そこが自覚がないように思うのは手放しているのかな?でも、確かに回りで格付け?好きだなぁ、と感じる相手はいます。し出会います。あぁ!そうか!乗っからないマウンティング、それを選択しているから自分には、ない、と思っているのかも。
…ふむ、奥が深いです。
のりこさんでも思ってもいないのに褒めたりする、ちょっと意外でした。
Commented by 4cubes at 2017-02-26 14:38
> ちはさん

やってるやってる。
無自覚なだけですよ^^
たぶんちはさんが思っているよりもずっと広い意味を持つんです、マウンティング。
Commented by nao at 2017-03-01 09:48 x
いつも為になるお話ありがとうございます。
私はマウンティングの話を読んでいて、はっとしました。
負けず嫌いの性格ゆえ、涼しい顔してあなたには負けない!みたいな思いをこころの中では強く抱いていることがよくあります。
なにか行動を起こすわけではないのに、その思いが私のエネルギーになっていることさえあります。
その一方で、自分は自分、人は人だ。
ジャッジしない!という思考を持つように持つようにと言い聞かせている自分がいます。特にのりこさんの記事を読んだあとがそうです。笑
最近は自分の子供がライバル視してる子に負けたり、比べられたりすると、勝手にモヤモヤしたり、腹が立ったり、子供に小言を言ったりして…
自分自身、嫌な性格だなぁ〜と落ち込んだりもします。
それこそ、子は子なのに…ですよね。
子供もいい迷惑ですよね。
もっともっとのりこさんのお話を聞いて、毎日を楽に、実りある人生を送れるようになりたいと心からそう思ってます。
Commented by 4cubes at 2017-03-01 15:34
> naoさん

ありがとうございますぅぅ!!!嬉しい。

ジャッジしても、頑張ってジャッジしないようにしても、ライバル視しても、比べても比べられても、腹たっても小言言っても、丸ごと良いんです。
嫌な性格なんかじゃないですよ。
そんなもんです、みんなそんなもの。
そして、その「嫌だなー」と一見感じている「見える」世界の中には見えない部分も存在していて、その見えない部分に本当の想いが隠れているから。だから、ダメなことは1つもないんですよ。カードは必ず裏面があるけれど、いつも片側しか見えない。片側を見ればもう片側は見えない仕組みだからジャッジにな気がするんだけど、裏面を認識すればジャッジではなく「統合」になります。だから大丈夫なの。

楽になります。
本当に軽くなって生きますよ!
私もそう意識してブログを書いていきますね。
Commented by nao at 2017-03-01 17:57 x
お返事ありがとうございます。
5回くらい読み返しました!
裏面を認識すればジャッジではなく「統合」。
うーん。。。
わかるような、わからないような…
今の私には正直難しいです。
深い!!!と言えるほど、自分の中でまだまだ噛み砕けてないような感覚です。
でも話を聞いていただけたこと、今日1番のニュースです。
ありがとうございます。
Commented by mii at 2017-03-02 07:52 x
最近の流れだったんですね。
こういう、仲が良さそうなのに角を感じる会話術。
ママ友たちの会話がすごいスピードで、且つこういった違和感を感じる内容で行き交っていて
頭の回転の速さを尊敬しつつ、目を丸くしてしまうことがあります。

こういった会話を上手くこなすママ程 知り合いも多く、羨ましく思う反面、
こんな会話に乗っかりたくもないし、乗っかる程の頭の回転の速さも持っていないなと思います。

こんな表面を滑らせるような会話が皆さんは、楽しいんでしょうか?
今の時代、深く関わるより、あさ〜くひろ〜く知り合いを増やしたい人が多いのかな?

人とじっくり関わりたいと思っている自分には、なかなかついていけない会話術&ご時世(笑)です。。

人との関わり方について、何かご意見をお持ちでしたら記事にしてもらえると嬉しいです。







Commented by 4cubes at 2017-03-02 08:11
> naoさん

5回も!ありがとうございます。
統合については気にしなくて大丈夫。

ジャッジする時、見えているのはいつも片側だから、そこだけ拾って責めたり落ち込んでも意味ないんだなって、そういうものなんだなーって何となく思っておけばよいです。
いつもありがとうございます。
Commented by 4cubes at 2017-03-02 08:23
> miiさん

おはようございます。
そういう違和感、あると思います。

楽しいと感じている人や、楽しくないけどそういう人間関係を大事にするためにそれを必要とする人もいるでしょう、それは、その人の選択です。
でもそこは、全く問題じゃないんです。
人は自由に生きる権利があるからです。

miiさんは、人とじっくり関わりたい。それが心地良い。
そのmiiさんの気持ちを正確に言うとどうですか?
そういう人は心底自分の世界にいなくて良い、心地良い関係性だけで人生を送りたい。と思うのか、私はそこに関わりたくないけど、私はあの人たちとは違う、と思いたいのか。「あの人たちとは違う」と思いたい場合は「違うと思いたい」を叶えるために、ずっと「あの人たち」を見せてくれます。もちろんそういう気持ちがあっても良い。好みだから。

逆説的ですが、人とのかかわり方は、=自分とのかかわり方になります。
あの人たちがどんなにたくさんいようとも、miiさんが内観するだけで、そういう人が1人もいない世界を作ることができます。

そのあたりもまた記事にしますね。
Commented by mii at 2017-03-03 08:39 x
マウンティングされるのって、やっぱり嫌ですよね。
なので、私はしないように打ち消すようにその方の魅力的な部分に注目するようにして居ます。

言葉を変えると、その方を純粋に丸ごと受け入れたいと思って居て、そうするように心がけているので(←その結果だと勝手に思っています)
マンツーマンでお話をすると、グループトークでは、プライドのぶつかり合いのような話し方をする人もわりかし、穏やかに話をしてくれるように思います。

でも、それってその方々からすると私と話をして居て楽しいのかな?思うこともあります。
自分が求める世界をもう少し内観してみたいと思います。


by 4cubes | 2017-02-25 11:02 | 潜在意識 | Comments(11)

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by のりこ