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野方さんぽ

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書いてはボツ(一応残してありますが)書いてはボツ、未完了の記事が7つも8つも。どうしてかなぁと思ったら、知らず知らず私が自分に厳しくなっていました。
ここのところの記事にもそれが出ていたかもしれない(自分比)という備忘録。

本題です。
昨日、野方を散歩していて見つけた、ステンレス蓋のガラスのバターケース。150円。
リサイクルショップだったのですが、デッドストックにも見える感じが良くて、気に入って。

野方団地を見に行きたくて降りた、西武新宿線、野方駅。
団地も商店街も、街並みも、そこをパートナーと歩いていて、全部が心から幸せな時間でした。
行ける範囲、届く範囲に、充分すぎるほどの幸せがあることにも気づけるんだけど、新宿まで数駅というこの場所は、ほんわかした雰囲気とは違って家賃も高くて、息子と2人で住もうと思ったら、調べると2LDKで1か月13万くらいなんです。
昔ならやっぱり駄目だなぁって思っていたと思うのですが、今は、毎月13万あればこの街に住めるんだ、って思う。
現実的にはそこまで気楽になれる金額ではないのですが、叶う可能性があることがわかればそれは希望になる。
今は、息子も沢山の友達が近くにいることや、なんといっても元夫やおじいちゃん、おばあちゃんにいつでも会えるからこの環境を手放す気はないと思うけど、充分持っていて良い夢だと思った。そのうち住めるかも。

最近まで私は、こんな素朴な幸せになんだかんだ、心のどこかで疑問を持っていました。
変な信じ込みでしたが、質素な生活をしていると意識が低くなって仕事のモチベーションが上がらないんじゃないかとか、利益を出そうと思ったら、持ち物や立ち振る舞いもそれに合わせて華やかにしていかなくてはいけないんじゃないだろうかとか、どこか無意識に考えていたところがありました。
これが他人の話なら「そんなの自由だよ🎵好きなものは好きでいいんじゃない?」と何のためらいもなく言えるのに、自分の事になると不思議なほど変な思考に入っていました。しかも無自覚に、かなり長い間。

でもやっぱり、街歩きが誰がなんて言っても楽しいことはごまかしようがない。
もちろん時にホテルでアフタヌーンティーもするし、ブランド品を値段じゃなくて欲しいと思う時もあるかもしれないし、その時にはするっと買いたいし、いつかオリエント急行に乗って旅をする夢もあるし、でもそれは小銭をためて張りこんでじゃなくてサクッと行こうと思うし。
でも基本出不精で、家にいて地味に仕事に没頭するのが最高に面白くもある。
でもそれも全部、まぎれもない自分。
それとビジネススタイルは関係ないであろう。でもね。

うまくいかない時は現実を疑ってみる。
うまくいかないときは、真逆の事をやってみる。
見えていることの違和感が大きくなってきたのなら、真実はその逆であると仮定できる。
見えていることに違和感があるのであれば、見えないところに真実があるのではないか?

そうすると「真実はいつも見えにくいところにある」を証明することばかりが起こり始めます。

真のお金持ちは謙虚で、自分のしていることを決してひけらかしたりしないという話。
神様がいるとされているパワースポットに実は神様がいない話。
真実はわかりやすい言葉では表しにくい。
真実はいつも隠れている。隠れているから見つけにくいものだということ。
でもだからこそ、見つけるべきタイミングでこそ見つけられるというものでもあるという事。

言葉では知っていたはずのこれらが、一気につながって、体感となりました。
ビジネスは派手にふるまう必要もないし、売り上げとはまったく別の話。それを体現している成功者がたくさん現れ、私の世界に「ある」が生まれました。

「潜在意識」という言葉も「潜在する意識」です。潜っている、から見えにくい、認識しにくい。そしてそこに真実がある。
パートナーも「真実なんだけど隠れている」そんな人で。
私が気づきを得て「もしかしてこう?」と聞くといつも静かに「そうですよ」と答える。
(あまりに的確で、内心わかってるんなら先に教えてよー!と短絡的に思うのですが、彼にとっては当たり前すぎて伝える発想もない。)
私が気づいてアウトプットすると、彼に投影されている、いつも。

私自身が(あくまで私にとっての)本物に気づくために、ずっとダミー(見えるもの)を見ていたようです。

私は、好きな人と街を歩いている時が最高に幸せなんですが、その幸せは当然、人によって全然違ってて、豪華なホテルでスパとか食事しているのが幸せっていうのも、まったく同じ事で。人前で歌ったり踊ったりが幸せって人もいるし、仕事している時が最高の人もいて、本当に好みでしかない。
ゴミゴミした街の中にいたって、大自然の中にいたって、子どもと一緒でも、一緒じゃなくても、美人でもそうじゃなくても、ボランティアしてもしていなくても、どれも立派だとか立派じゃないとかもなくて。
ただただ自分に素直に感じた「最高」をいつも選べているかどうかっていうだけ。
それも、いつも同じじゃなくて良いし、1つに絞らなくても良い。

私は、ビジネスをしつつ、街を歩く。
そういう意味では、昨日が一番純度の高い街歩きでした。
むしろ、その在り方で選んだから「野方」だったのかもしれないとも思うのです。

やっと書けた!


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by 4cubes | 2017-03-04 23:16 | 潜在意識

一元視点で物を見つめ、物理化学の視点での引き寄せ、人の性質の分析解析を得意としています。、現在個別対応のみ承っています。


by のりこ