取捨選択2

昨日の続きです。

取捨選択は、理屈で選ぶ、理屈抜きで選ぶ、両方の場合があると思う。
かんたんに言うと「こうだからこれ」「なんだかわかんないけどこれ」の両方があるということ。
理屈で選ぶ場合も、どこかで「損したくないからこれ」「嫌われたくないからこれ」ではなく、自分に向き合い、トライアンドエラーでできてきた純度の高い経験値と確信のある感覚、つまり「直観的」に選ぶという選択ができることが大事だと思う。

「直感」もツールとしては強く、主観的で突発的、勢いがある感じ。でもこれは個々の生まれ持った資質によるところも大きいし、どう出るかの結果の振り幅も大きい気がします。そしてその直感力も大事なときはあるのですが、人生の取捨選択に必要なのは「直観力」つまり鋭くて本質をついていて、客観的で視野が広くてクリアである、地に足はついているけれどとても軽い、明晰な感じ、これは日々の生活で作ることができるんじゃないかな。

取捨選択も数秘で見ることができて、直観より直感型という人もいるし、取捨選択そのものがわかりにくい人もいる。それでも、決めない人は「決めないという事を選ぶ」という形で、自分に合った方法を選ぶことができると思う。
だって、選択のない人生はないのだから。

子どもの取捨選択力を伸ばすためにできること

1、自分で決める練習

日常的な選択を、必ず子ども本人が自分でする練習。
特に多いのが「お母さん、体がしんどい」「ほんと?じゃあ休む?」「学校に連絡しようか?」まで先回りして親が話を進めるケース。
我が家では「お母さん、体がしんどい」と言われても「そうなん?」おわり。
基本的に学校に行くという前提で毎日は進んでいるので「ご飯できたよ」「今日プールあるの?」と普通に会話します。
そのうち「学校無理かも」と言うので「そうなん?」で、そのまま。
子どもは考えます「自分から言いださなくてはこのまま学校に行くことになる」と思うから、休みたいなら「休んでもいいかな」と言ってくる。そこまで待ちます。
ついでに「学校に電話してくれる?」まで待ちます。
先回りして「じゃあ先生に電話するね」とは言わない。
これは小1くらいからずっとそう。

「休む?」「うん」という、イエスかノーで答えられる質問は受動的なのです。
質問する方は手っ取り早いし、される方は楽だからお互いに無意識に求めてしまう。楽に答えを出すために子どもは無意識に「休む?」と親に言わせようとする。
でもこれをぐっと堪えて、子どもが自分でどうするかを考えられるようにする、という練習です。
「何食べたい?」と聞くと息子はめんどくさがって「何でも良い」なんて言ってくる。
「ほんっとーに何でも良い?」と突っ込むと、嫌いなものを食べさせられると思うのか「肉以外で」とか「お蕎麦かな」と言ってくる。

何でもないようなこういうやりとりが、心を鍛えるんだと思う。
自分で選んだお蕎麦がどうだったか、フィードバックされ、次に活かせます。
でも自分で選ばないお蕎麦だと、それが美味しくなかったら「僕が選んだんじゃないから」という逃げ。美味しかったら基準が他人だから「たまたま」になります。
たかが食べ物ですがその取捨選択のパターンが、人生の取捨選択にそのままスライドすると思うのでとても大事。
そして、自分で決めるためには内観する必要があるから、自分の好きなことやそうでないこと、価値基準など、自分のことをよく知ることができるとも言える。大きな選択の時も自分で選ぶ事を恐れなくなるし、基準がしっかりするから、自信にもなる。

そうすると、何のために勉強するのかわからない、なんてことにならないと思う。
「〜がやりたい、そのために学ぶ」という視点になり、そういう時の学びは吸収力も全く違ってくるはず。
学習習慣は、つけようとしなくても勝手についてくるというわけです。

親も、自分の選択が受動的になっていないか、確認する必要はあると思う。
「こっちがお得ですよ」と言われて、そのまま購入していないか。
よく読まないでサインしていないか。
(息子の高校の入学式で、PTAの申し込みすると交換で規約のプリントがもらえる、みたいなことになっていたので驚いたのですが。規約の内容関係なく加入は決めていましたが、プロセスとして、ざっとでも読んで確認してから加入を決めるのが能動的。言われるがまま加入するのが受動的で、たったそれだけだけど大きく違うと思う。PTAだけ切り取れば大したことはないしどちらでも良し悪しないのですが、無意識にそういう選択をしている自分がいませんか?という話です。ちなみに私は、先にプリントをいただけるよう頼んで、一読してから加入しました。←めんどくさい保護者)

日本にいると、全てのことに能動的にならなくても実害はあまりなくて暮らしやすく、社会が親切丁寧で、それは良いことだけど、自分で人生をクリエイトする力を奪う側面も持つから、私はちょっと徹底してしまっているところはあるけれど、大事なのではないかなと思うのです。

昨日のレビューに補足しますが「このレビューを信用する自分に責任を持つ」という心の在り方でレビューを活用するのは能動的だから、レビューサイトが悪いわけじゃなくて、活用の仕方の話です。
レビューサイトもツール。真に公平性があるのか自分で見極めないで人のせいにしていると、自分を苦しめる人生になるよ、というそれだけです。


■ HP
■ お問い合わせは こちら からお願いします。

[PR]
by 4cubes | 2017-06-17 08:43 | 潜在意識 | Comments(0)

心の取扱説明書である数秘と、心の仕組みを知って、ほんとうの自分を生きたいと思う人の、心のお手伝いをしています。


by のりこ