悲しみは悦び

私もいまだに、悲しい時もあるし、寂しい時もあるし、嫌なこともあるし、クレームに凹む時もある。
そういうのは、どれだけ自分を生きるようになってもなくなったりはしないんです。
心のことを学び本音を出していくと、まわりは本音でつきあえる人ばかりになるし、嫌われる勇気を持つと嫌われなくなるし、楽しい事にお金を使えば楽しくお金が入ってくる。
ここまで聞くと、後はもう幸せな事ばかりが現実化して、不安も悲しみも、怖いも怒りもなくなりそうに、一見思えるんですが、実はそうではないんです。

確かに良いことばかりが圧倒的に起こります。
毎日幸せを実感してもいます。
今ここ仕事があり、愛する子どもがいて、最高のパートナーがいて、健康で、誰とも関係を悪くすることなく、好きな時に好きなところに行けるくらいは時間とお金の自由もある。
幸せが当たり前の毎日って素敵な響きですが、どんなに幸せに思える状態でも、不幸せに思える状態でも、ずっと同じ状態であれば人間はそれを「当たり前」と認識して何も感じなくなってしまいます。仕組みとして、心を動かされることが心の悦びだから、いくら幸せでも、そこから感情の変化がない暮らしが続くと、人間の心は飽きてしまうのです。

人は、本当に満たされたら、自然に何かを始めていきます。
それは、感じたいから。
「お金を払うので仕事をください」という広告を出したおじいさんのことがニュースになりましたが、人は満たされたから誰かに何かをしたくなるのではなく、満たされるだけでは単純に退屈なのです。お金も時間も自由で、煩わしいことを選ばなくても生きていけるのに、これからあえて知らない人と関わったり、責任を持つことをわざわざ選択するのです。

人と関わることで悦びもある代わりに、思い通りにいかない事も、失敗や叱られるリスクも、全て引き受けて、たくさんの何かを感じたいと思うのが、全て満たされている状態の本来の人間の姿。

その時に起きる不安は、今あなたが感じている不安と同じ性質のものではなく、不安を感じることができる悦びであり、悲しみは悲しみを感じられる悦びであり、全ての経験をそう捉えていくことになります。

今満たされていない人は、不安や悲しみは味わう余裕がないし、幸せの妨げになる敵に思えるかもしれません。
だから、先に自分を満たすことが誰にとっても大切なのです。

今の私も、不安や悲しみは無くならないけれど、クレームもたまに来るけれど「クレームきたぁぁぁ」とドキドキし「あぁぁ凹んでる私〜〜」と思いながら、表現が難しいけれど、楽しんでいます。(もちろん真摯に受け止め対応します)
映画を見て感動することに近いのです。

そうすると、不安や悲しみがやって来るのを恐れる気持ちがなくなります。
自分が観たいと思う「切なくて泣ける映画」を観に行くことに恐れを感じたりしないのと同じで。
で、嫌なことが起こっても起こらなくてもどっちでも良くなるのですが、結果として嫌なことはかくだんに起こりにくくなります。


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Commented by sacchimo at 2017-03-29 04:59 x
よろこびに悦びという感じを選んでいらっしゃるところにグッときました。

満たされたときに感じたくなる、というのは実感できます。
去年仕事を始めたばかりのころ辛くて仕方がなかった。そんなときに数秘にも出会い、気持ちも身体も疲れて帰った時の我が家のあたたかさを痛感し。
いろんな出会いから成長している自分に出会い。
こんな様々の悦びに気づく過程だったのかなと今では思います。
”満たされる”が人生のゴールではないのでしょうね。
Commented by 4cubes at 2017-03-29 15:12
> sacchimoさん

満たされることも大事で、でもそれだけじゃない悦びがある。
人生とは、奥行きのある豊かなものだなぁと感じますよね。

sacchimoさんの言葉から、柔らかい心地良さを受け取りました。
ありがとうございます。
by 4cubes | 2017-03-28 22:01 | 潜在意識 | Comments(2)

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