陰の世界

a0352853_23081052.jpg

<たまには陰の話を書いてみる>

柄本明の「「絶望」の授業」
彼が「日野原重明の「いのちの授業」が話題の時に、絶望の授業ですか」って冗談で笑っていましたが、これはなかなか意味深くて面白かったです。
柄本明は数字がLP9、D9、S1。9の良い意味の無責任さと達観した世界観が見えて、人を選ぶ本ではあるけれど子どもたちとの関わりを描いたものだから、さらっと読めます。
絶望を単純なものに置き換えないこと、絶望に正解はない、辞書に書いてある通りの意味だけじゃないんだ、そんな授業を小学生とやるわけです。
希望って言葉だって曖昧で、何かと言われたら答えられようもないんだけど、それでも希望じゃなくて「絶望だろう」と柄本明は言っている。

昔から大好きなイエモンを、最近また家で聴いています。暗い世界観を描く歌も多くありその中でも「天国旅行」という、自殺を描いたと思われる曲があって。
暗いんですよ。絶望です。でもそれは苦痛ではなく胸を打つ美しさを持つ。
死ぬ前の自分、絶望している中に、そんな自分を見つめて遊ぶ、感じる、想う、をしている。その自分を感じている、ただそのありのままをありのまま言語化して、また丁寧に感じる、あまりにも人間的な美しさに涙が出ます。
それはとても贅沢で幸福なこととも言えるんじゃないか。
引き裂かれるほど対極にある陰陽の統合を歌っている歌だなと思った。

ちなみに吉井和哉はLP4、D8、S11。イエモン結成時までベースをやっていたそうですが、この数字ならベースがしっくりくる感じがわかる気がします。
感性を言葉にするのも得意、ただし数字的にはかなり泥臭く。「できる」っていうより「できるまでやる、そこまで追い込んで創り上げる」って感じなのかもしれない。

一昨日書いた記事の「したい目的と、しない目的は同じである」というのは、好ましいとされる事と、好ましくないとされることの本質は同じであることを言い表してもいて(と友達がそんなことを言ってた)
それは、ネガティブでもポジティブでも同じ、陰陽は同じであるということとも言えると思った。

調和している時、人は自分を幸せだと思う、それは陰陽を統合するという調和であり、人や社会と調和することが自分にとっての幸せでもあるという調和であり、自然と、宇宙と、調和していくっていうのは全て自然なことであり、悦びなんだ。
だから前記事で書いた自分だけの自由っていうのは、調和を生まないから、自由でありながら自分にとってどこかで幸福を感じられない。
更にそれは、意識でなかなか気がつけないように巧妙になっている部分もあるから。
自分との調和って闇の部分も見る事になるから、それを思うと、すごく怖いでしょ。だから顕在意識は巧妙に隠したりするでしょ?
1人でやるとかなりストイックな作業になるんだろうね。
もうひとつ社会からの視点で見ると、必ずしも自分の意見が通らなくても皆で1つの方向性を持つ事や、得たことを皆で享受できる、あるいは自分のする事が何かに貢献できたり、という喜びがあって、それは自分の幸福でもある。
そこでは意識の上でも調和を感じる事ができるし、その視点を入れると、そこから自分を整えていくこともできると思った。

人にただ合わせるって事ではなくて。
家族で行きたいところの意見がバラバラになる時、その場所だけに意識を向けると、意見はいつまでも一致しない。でも、なんのために行くのか?って考える時、みんなの想いは一致したりする。
好きな人とならどこにいても楽しいと思えるのは、視点が上がっているからなんだと思った。ほんとうにどこにいても良いと思うもの。自分が「◎◎に行きたいの!」っていう自分発信の自由が通らなくても、我慢でも妥協でもなく、一緒にいればそれで良いということみたいなどこか最適化しているのとも少し違って、相手が心地良いと思える場所にいる幸せが、溶け出して自分にも一部混ざるような。
それはどこかで、このまま死んでも良いと思えるくらい。
相手が感じているものを自分の体に取り込んで受け入れる事ができる。
それを自分の幸せだと感じる事ができる。

もちろんそんな事を普段から考えているわけじゃないし「そこまでしなくちゃいけないんですか」っていう人もいるかもしれないけど、全然そういう事じゃなくて、深いところまで言語化すればそういう事ですよって事。
でも、闇を受け入れる事ができると、人生最高のことばかり起こるよ。
嫌な事でもなんでも来いって思えると、良いことばっかり起こるよ。
実際に何か怖い事が起こるわけじゃないしそれは仮に起こったとしても怖いことじゃなくって、陰陽は同じだとわかるということだから、絶対的な調和となるってことだよね。

ビジネスも、陰を受け入れたら整うようになったから。
成功者が瞑想したり、精神世界と密接に関わろうとするというのがよくわかる気がした。


■ お問い合わせ、お申し込みは、こちら からお願いします。

[PR]
by 4cubes | 2017-08-31 15:58 | 潜在意識 | Comments(0)

心の取扱説明書である数秘と、心の仕組みを知って、ほんとうの自分を生きたいと思う人の、心のお手伝いをしています。


by のりこ