自分ごとになるとその瞬間に変わる

「高台家の人々」という漫画があって、
これがとにかく面白くて好きで、
借りて読んでいるのですが
(ちなみに同じ作者の描く漫画、
「アシガール」も大好きです)

相手の心を読み取る能力を持つテレパスの
女の子が、自分の彼に自分がテレパスである
という告白をするにあたり、まずはその彼に
「付き合っている人がテレパスだったら、
あなたはどう思う?」と質問をしたら
「えー!心の中を読まれるなんて絶対嫌だ。
付き合えない」という反応が返ってきます。
で、その反応に彼女は落ち込んで、
二度と自分の事は伝えられないと絶望する、
のですが。

この時、彼にとってのテレパスは「想像」
であり、彼の中では「ない」世界の話。
「ない」世界にいる時の彼は、想像で
自分はそうだと確信を持って答えるけれど、

それが「ある」になった時も同じかというと
「彼女がテレパスである。自分の心を読む」
という条件は同じなのに、実際のところ、
最初に考えていたようにはならないと思う。
「ある」世界に切り替わって「自分ごと」に
なった瞬間、じゃあ自分はどうしたいのか、
と考え始めるからです。
だから、そこで出る答えは、違うものに
なる可能性がとても高くなる。

「自分ごと」になった瞬間、人は、能動的に
考え、自分の望む答えを創造し始めます。

もっと身近な例だと、普段は、旦那さんの
会社が倒産になって家に収入がなくなるのは
ありえない!無理!って、その時なりに
本気で思っていたとしても、
もし実際にそうなった時には、
ご主人のことを好きであれば、倒産の瞬間に
別れようと思わないし、どう乗り切ろうか、
という発想に切り替わる、そんな感じ。
旦那さんの価値は変わらない。
そこで旦那さんの価値が下がると思うなら、
それは旦那さんの価値の問題ではなくて、
あなたがそもそも「稼ぎのあるなし」で、
人を判断していたっていうだけのこと。
好きだからではなく、稼いでくるから一緒に
いたというだけのことになるわけです。

「ない」時に考えている事(想像)と
「ある」になった時に実際に考えることは
条件が同じでも違う。天と地ほども違う。

だからどんなにリアルに考えていたとしても、
想像は想像。
こんな事したら、言ったら、本音を話したら
怒られるんじゃないかとか、
嫌われるんじゃないかとか、
明らかに「怖い」っていうリアルな気持ちが
あっても、本当にそれは想像でしかない。

だから、怖くても、やってみようよって、
そういう話になるんですね。
やりたい事に関して怖くて踏み出せなくても、
それはまだ「ない」世界にいる時の気持ち。
「ある」にした瞬間、「ない」時とまったく
違う自分になっているんだ、不思議だけど。
体も価値観も、昨日までの自分と同じなのに、
条件は同じでも、同じ内容でも、それが
自分ごとになった瞬間、そこにいるのは、
昨日とまったく違う自分。

これが、ありのままの自分でありながら、
(性格改善とかスキルアップ、美容などで
外側の自分を変えるのではなくて)
「変わる」っていう事。
それも自分にとって望ましい方向に。

必要なのは勇気。
そうしたら「変える」んじゃなくて
「変わる」しそれが「起こる」んですね。

1、決める
2、最初の一歩→何かが起こる
3、叶う

生きている以上は
いつも何かが「起こって」いるんです。
これが本来の「引き寄せ」なのですが、
世の中の引き寄せ本は、実践者にとって
「都合の良い現実を起こす」ノウハウで、
「起こす」だと「起こらないのはダメ」とか
「起こさなきゃ」とか、引き寄せの成果を
求めたり、引き寄せられない自分を否定する
材料になったりして、実は割と危険。
何かを避けるための引き寄せや、何かを
否定した形での引き寄せになりやすいので、
その時に引き寄せることが仮にできても、
幸せには繋がらないと思う。

私も引き寄せ、実践してたのでわかります。
引き寄せ、できるし、叶うんだけど、
人間本来の本質から考えると、もう
引き寄せを意識するのは、ダメじゃないけど、
古いんじゃないかなと思っています。

自分が経てきたそのまんまなのですが、
引き寄せも「気づく」ための過程でしかない。
引き寄せ至上主義みたいな人もいるけれど
それで今世を終えるなら、残った課題は
来世に持ち越すのだと思う。
そしてそれもまた良し、なのです。


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Commented by vitablommor at 2018-01-10 09:51
私も好きです「高台家の人々」!(「アシガール」も)

最近、目前のある試験が不安でドキドキしてしまって、何がそんなに不安なんだろう?って考えて、うまくいかなかったらどうしよう?という不安だと思ったので、じゃあうまくいかなかった場合に取れる次善の策を今から準備できるだけしておこうかと考えたのですが、なんだかそういう風に、起こってもいない先の現実に保険かけるようなやり方は違うような気がするな~と、今朝ちょっと悶々としていました。
今日のブログを読んで、実際どうなるかわからないのだから、今からジタバタして「失敗」を避けようとするのってやっぱり違うんだなって思いました。
「高台家」を読んでいた時は、茂子さんの彼氏の変化をごく自然なものとして受け取っていたのですが、これを自分の現実と結びつけて考える発想はなかったなあ。
私にとってとてもタイムリーな記事でした。ありがとうございました。
Commented by vitablommor at 2018-01-10 10:20
あ、浩平君は木絵さんと違って茂子がテレパスってことをちゃんとは知らされていないんでした。間違えちゃった^^;
Commented by 4cubes at 2018-01-10 18:05
> vitablommorさん

タイムリー何よりです *\(^o^)/*

高台家、おもしろいですよね!
これはつまりどういうことか、って、私は何からでもそう考えてしまうので、職業病みたいなもんですね。

失敗を、避けようとしても良いと思いますよー
*\(^o^)/*
ダメなことなんて1つもないし、リスク回避も大事だと思います♩

Commented by miho at 2018-01-12 23:22 x
こんにちは!
(年末のセッション、ありがとうございました)
高台家、私も大好きです!なのでつい初コメント///
読むと幸せな気持ちになりますね~。
私は主人公木絵さんの想像力の使い方が大好きで、
しんどい時にまねしてます。
(しょうもない妄想をすると、免疫力が上がって健康になりそうな気がして)

「一歩踏み出す」
私も今年のテーマにしたい事です。
今回の記事、とても勇気が出る内容でした!
Commented by 4cubes at 2018-01-13 12:33
> mihoさん

そのとーりだとわたしも思います!
笑う事、馬鹿馬鹿しくなる事は、ほんとに免疫力上がりますから〜o(^-^)o

by 4cubes | 2018-01-10 08:21 | 潜在意識 | Comments(5)

心の取扱説明書である数秘と、心の仕組みを知って、ほんとうの自分を生きたいと思う人の、心のお手伝いをしています。


by のりこ