褒めて伸ばす

●褒める(誉める)
すぐれているとして、その人や事を良く言う

「子どもを褒める」っていうのは、優劣のない世界の人の言っている意味と、優劣のある世界で生きている人とで、その意味は大きく違うと思う。

優劣のない人にとっての「褒める」は「感想を言う」「純粋に反応する」という意味です。
子どもが上手に何かできたら「やったじゃん」と一緒に喜ぶし、できなかったら「チャレンジできたね」と言うし、それは何か、うまく言おうとしてそう言うのではなくて、子どもがいい感じに育つような言い方をするんじゃなくて、ただそう思うからそう言うって事。そうして、あくまで結果的に「褒めた」っていうことになる。

褒めるって言葉が、なんというか、主体的に何かをするという意味に聞こえてしまうのかもしれないけれど、もともとわざわざ褒めなくちゃいけない子どもはいなくて。
それは、優劣のある世界にいる人は、どこかで「大人は子どもより優れている」という価値観を持っているから、子どもは何かをしてあげなくちゃ伸びない、って思っているのかもしれない。もしくは、意図的に伸ばそう(伸びると何かメリットがあるから)という損得勘定。

子どもに必要なものは知恵であって、それがあれば子どもは勝手に伸びていくんだと思う。
そして、お互いの間にあるものは、どっちかがどっちかに何かをする事じゃなくて、時間と感覚を本音で共感し合う事なんだと思う。

子どもに人気の先生って、偉そうにしない。
それって、自分が偉いって全く思ってない、子どもと心から対等でいるから。
その心がちゃんと透けて見えるから、子どもはわかってるし受け取っている。
その先生はいっぱい子どもを「褒めて」るけれど、それは、その先生の純粋な感想がポジティブな言葉に乗っているということで、叱る時ですらテクニックじゃなくて、上からじゃなくて、対等に真剣にただ知恵を授けるから子どもに響く。

そもそも褒めても怒っても、本質も結果も同じなので。
褒めたから伸びる、怒ったから伸びないっていうのはなくて。
優劣ありきで褒めたら「どうすれば褒められるか」を学ぶし、怒られたら「どうすれば怒られないか」を学ぶから、結局行動が同じになってくる。
その奥にある、どういう心でいるか、というそれが大事。

例えばこれは、ご主人にも同じ事で。
案外ご主人にも、うまいこと言おうとして本音は言えていない人は多いかも。
あるいは本音で話すことを諦めている事が多いかも。(自ずと自分と向き合っていないということでもあるのですが)
職場の人間関係が悪いっていう話も多いけれど、どこかで「そもそも本音でつきあう対象として見ていない」としたら、そうなるのも自然なことだと思う。そう思ったのなら普通に「本音でつき合うような対象として見られないように」現実化しているだけだけのことだから、つまり願ったり叶ったりになっているって事も言える。

自分を褒めよう、というのも同じ。
無理矢理ポジティブな部分を見つけてそう思い込もうとするんじゃなくて、自分の中の「悲しいことをちゃんと感じられているなぁ」とか、そういう部分も大切に拾い出し、感想を感じたり、自分の気持ちに反応してみる。

褒めるって、そういうことだと思う。


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by 4cubes | 2017-04-26 22:38 | 潜在意識 | Comments(0)

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