子どもとのルール作り

家庭内のルール、きっとどこでもあると思います。
我が家もいろいろ考えながら試して、高校生になるともうルールは必要がなくなったけれど、まだそのまま残っているものもあります。お手伝いに関してはこれまでずっと、ほぼ決めなかった気がします。(誰かが手伝いを必要としている時が手伝いだからという考えで)
でもゲームに関しては試行錯誤したり、宿題はいくら決めてもやらなかったし(途中で諦めました)お小遣いは小1からにしたり。色々ありつつ自分なりの基準もできました。

家庭内での決め事について、私が大事だと思うことはこの4つ。

①安易に決めず、ルールを作るプロセスが大事
②数値化はおすすめしない
③子どもが受動的ではなく能動的になる工夫
④意見表明権(子どもは自分に関係があることについて知るとともに、自由に意見を表すことができる権利)

ではゲームを例に考えてみます。

①プロセス

ゲームをする子が多いけれど「なぜゲームをするのか」は実はみんな違っているから、まずそこから。人と繋がるためなのか、ゲームそのものが好きなのか、何かを避けるため、逃げるためなのか。
子どもがどうしたいか、という事の本質をまず知る。そうしないとルールは意味のないただの縛りになると思うから。そのためにはルールの内訳以前に、本音を引き出しながら対話することが大事だと思います。

②数値化はおすすめしない

1日2時間まで、などの数値化は、わかりやすいし管理しやすく、ポイントやペナルティも含めて採用されがちなんだけど、時間で区切ると、盛り上がっている気持ちも中断することになったり、その日の気分でも違うはずだから「今ここ」の気分と合わなくなってくる。そうすると純粋な「好き」でなくなる。(好きならともかく好きでもないゲームに、それも無意識に時間を使うのは不毛ではないですか?)それでいて、管理型にする事で子どもは受動型になり「制限の中で少しでも長くやるには」という、ちょっとでも得しようとか損しないようにという発想になりやすく、また「自分の人生は制限がある」または「管理されている」というセルフイメージに繋がりやすくなると思います。

③子どもが能動的になる工夫

ゲームにもルールを作ることにも良し悪しはないと思います。ただ「これだけしかできない」「自由がない」ことを受け入れる受動型ではなく、同じことするにしても能動的で創造的であるために、ルールの中味を「2時間まで」というような「工夫の余地のない」方法じゃなくて、子どもが自分でクリエイトできる部分を盛り込んだ方法を考えるのが良いかなと思います。(子どもの工夫や頑張り次第で、自由度が増すような方法。そうするとアイデアや積極性が生まれると思う。他のことにも応用できる視点を持つ)

④意見表明権

親は子どもに一方的に提示しないで、話し、その中で子どもの希望を聞き、取り入れることができることは前向きに取り入れることが大事だと思います。子どもは「自分に関わりがある」と認められたら前向きで能動的になるから。ただ受け入れるだけだと、受動型の、他人のせいにして生きることに繋がりやすいから。
親の離婚とか引っ越しなど、子どもの希望が聞けない決定事項についても、それでもその中で、子どもに選択できることもある。

ここで、我が家のゲームに関するあれこれ。
最初はチケット制にしたり、時間制限もしたし、いろいろやりましたね。最後の方なんて「このスプーン曲げたらゲームやっていいよ」とかテキトーでした。
そうしたら「えー!」とか言いながらスプーン曲げが始まって、そっちが目的になってたり。(もちろん曲がらないけどそれはそれで楽しめた、という「ある」を見たから、ゲームができ「ない」は気にならないんですよねー)

中学生になってから「ゲームを含めて画面は全て9時まで」だったと思いますが、副交感神経を優位にするために寝る直前まで電磁波は良くないと思って決めたんですよね。
その時は確か、私が勝手に決めました。
年齢が上がってきたら「11時までにして」と言われたので、11時にしました。
ルールを解除したければ言えばそうするけれど、私からは何も言わない。彼自身のことだから、常に彼に考えてもらうようにしています。
そして守る、守らないも任せます。約束は自分とするものだと思うから。

ただ「子どもを手放したらルールもなくなるんじゃないですか?」というご質問にお答えするために書くと、ルールは作っても良いと思うのですが、確かに子どもを手放しちゃうとルールは必要ないといえばない(ものにもよります)ただ、わざわざ私の方からルールを解かないのには理由があって。全部を快適にするんじゃなくて、本人がそこに、不快を感じられる余地があるのも良いんじゃないかな、と思っているからです。それが窮屈なら窮屈だと感じることも大事だし、どうすれば良いかを考え、行動できることもできるから。

親子のルールって、守らなきゃいけないものではなくて、私の中では「親子の方向性を決めるもの」という認識です。
やってみて違ったら変えていけば良いと思う。
でもそれを、やはり子ども自身のことであれば、子ども自身で違和感や不快に気づき、変えるために行動できると理想的だと思います。そしてこれは、私の個人的なあれなのですが、ルールを決めたり変えたりしながらお互い心地良くし整えていく、それはつまり「人の心が動く」ということでもあるから。
つまり、人の心が動かないと物事は動かないから、ルールそのものを動かそうとするんじゃなくて、そこに自分が何ができるかを考えたり、相手が何を思うかを考える、そして話すことが大事になるんじゃないかな、と伝えています。
双方が心地よい交渉力につながっていくんじゃないかと思っています。


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by 4cubes | 2017-05-31 01:23 | 潜在意識 | Comments(0)

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