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「考える」を断捨離する


人間、考える事と、感じることは同時にできません。

●考える

 顕在(けんざい)意識の事
 数秘で言うとLP
 意識の約3%

●感じる

 潜在(せんざい)意識の事
 数秘で言うとS
 意識の約97%

で、放っておくと、人間はついつい「考えて」います。
あれしよっかなー、これしよっかなー、あれは昨日食べたから今日はこれにしようかな。
夏休みはどこに行こうか、今なら早割が使えるから、早めに計画して、
お休み取って、あ、帰省と被らないようにしないと。
明日は雨っぽいから今日買い物して、そろそろティッシュがなくなりそうだから買っておいて…

LP(思考)ばかり優位になると、もちろん得意なのでついつい考えてしまいますが
S(感じる)が置いてきぼりになります。
今日の夕飯のメニューを考える時でも「食べたいと感じるもの」より
「昨日はあれだったから、子どもの給食がこれだから」のような基準で考えたり、
ついついしてしまいやすくなります。

食べたい以外の基準で選ぶと「おいしい!」にフォーカスせず、こんなもんかな、とか
「感じる」ことをしないで、特に日々の生活は流してしまいやすくなります。
これでは日々の幸せの濃度が上がりません。
今日の「幸せ!」が前提となって明日の幸せを作るのですから、
毎日の事だからと「こんなもん」にしていると、もれなく人生こんなもん。

どんどん幸せの濃度を上げていきたいなら日々「感じる」にフォーカスします。
「考える」は放っておいてもできるしやるので、放っておいてよいです。
1日の中の「感じる」時間を多く、大切にしてください。
美味しいものをただ「美味しい」と感じること。
見たいものを見る事、心地良いこと、何が好きか、あとこれもとても大事ですが
何が嫌いか、何がしたくないか、に正直になる事が大事です。
嫌なものを避けるというよりは(わかっていることは避けたら良いのですが)
マイナスイメージを持ったり体験する前に判断するのではなくて、
食べてみて「がーん、これは嫌いだな。うん、わかった、もう間違わない」と
自分を明らかにし、一つ一つ「感じる」を理解していくような感じ。

で、私がそもそもポイントカードを持たないのも、クーポンも持たないのも
家計管理しないのも、マネープランがないのも、
食料品はその日に必要な分だけを買うのも、できるだけ前もって計画しないのも
全ては

私なりに「考える」を減らすためです。
というか、無意識にやっていることをなぜか?と振り返るとそうだったというか。
私にとって家計管理やマネープランは「考える」ことであり、考える時間が長いと、
感じる時間が短くなるから、無意識に排除していました。

「考える」を減らす事はもうずっと昔から、無意識にやっていました。
独身の時は、旅行に行きたいと思ったら次の日に行きました。(海外でも)
2回行けるところが1回になったとしても、安く行こうとか考えませんでした。
(安いのがいけないのではなくて、安く行こうと思うと計画性が必要になる←考えるが増える)
当時はそんな自分の事は、ただのめんどくさがりかと思っていましたけれども。
ただ感じる事ができる環境にいる事が好きで、それができるように動いていました。

人によって全く違います。ポイントカードを持つ事が、
その管理も含めて幸せを感じて楽しめる人は持ちましょうという話です。
損得勘定抜きに、ただ楽しいからやる、というのは「感じる」ことだから。

どれが正しいかではなく「自分」がどう感じるかが基準です。

私だっていくら「考える」を排除すると言っても、
息抜きに、頭を使うようなパズルとか読書をしています。
でもこれは私にとっては「感じる」なんです。趣味で楽しいから。
人から見たら私は、かなり考えて暮らしているように見えているんだと思われます。
でも私のそれは「楽しいことを考える事」を「感じて」いるということなのです。

私が日々の中でしているのは

●食べたいものをその時に必要な量だけ買う
 (冷蔵庫や食料の在庫管理が楽。使いまわしを考えなくても結果的に使い切れる)
●住むのはワンフロア(賃貸2DK。仕切りが少なく掃除がしやすく見渡しやすく管理が楽)
●そもそも物が少ないのは、管理が楽だから(収納にも悩まない)
●パソコンのウィンドウを開きすぎない。データは増やしすぎない。
 必要がなくなったらすぐウィンドウは閉じるし、データは消去する。
●学校のお母さんたちと関わりすぎない(つきあい云々よりも自分に情報を入れずぎない)
●ネットサーフィン(死語?)しない。閲覧するブログなどは厳選する。
●テレビを見ない(楽しむものは観ますが、見ても見なくても良いものは余分な情報なので見ない)
●買い物は可能な限り一か所で。

などなど。ズラズラ書くと凄くめんどくさい人のようですが、これが自然です。
要は、できるだけ情報と物を増やさないという事がポイントです。
今の時代は、普通にしていても色んな情報がとにかくたくさん入ってきます。
Facebook にログインしたら、情報を取りにいかなくてもタイムラインに流れてくる。
テレビも、見ているものだけでなく、画面の上やら横やらにも情報が流れる。
ネットで買い物すると、お店からメルマガが自動的に届くようになる。
ひとつひとつは大したことがないように見える、
それでいて無意識に考えさせられる案件が際限なく増えていきます。
自分で捨てていかなくては、知らず知らず、感じる時間を減らす事になります。

「考える」をやめて「感じる」が増えるとどうなるかわかりますか?
物事がやたらうまくいくようになります。
何にも考えていない時の方がなんかうまくいく、というような状態です。

美味しいなぁ、幸せだなぁ、楽しいなぁ、と思っていると、
それだけで色んなことがスムーズな、とてもお得な状態になります。
幸せな気分は上がるのでいつもごきげんさん。
「ごきげんさん」前提ができるので、次にやって来る現実もごきげんさん。

感じるとは、そういうことです。

ちなみに、考えなきゃいけないような事が、あるとして。
物理的に、夏休みに帰省したいと思ったら飛行機を予約して、休みを調整してのような感じの。
「考える」のをやめると言っても無計画にするのとはまた少し違うじゃないかというような。
(これも個々の感じ方によりますが)
こういう案件は、紙に書き出すのがおすすめです。

頭の中にだけ置いておくと「忘れないようにしよう」という無意識が働き
「考える」がより活発になります。
だから記憶しておきたいことは書き出して、覚えていなくてはいけない、という状態から
脳を解放します。紙に書いてあるのだから、自分が覚えておかなくても大丈夫。

これも、私も無意識に昔からやっていましたが(私の場合は己の記憶力に自信がないからですが)
書き出すだけで、不思議な事にそこから何かを考えなくても事がスムーズにいくのでおもしろいです。


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by 4cubes | 2016-06-30 09:13 | 潜在意識

一元視点で物を見つめ、物理化学の視点での引き寄せ、人の性質の分析解析を得意としています。、現在個別対応のみ承っています。


by のりこ