あの時言われて傷ついたあれは、あなたの特技
2016年 10月 04日
「ずるいよね」
「存在感ないよね」
「世間知らずだよね」
「鈍感だよね」
「気がきかないよね」
嫌味?少なくとも褒められてないよね?と思える、友達や家族から言われたあの言葉。
そのたった一つのその言葉で「そうあってはいけない!」と「決める」事が多い私たち。
そして嫌われたくない、嫌な人だと思われたくないという強い信念は「決めた」事を確実に遂行し、
協調性があるフリ
ズルくないフリ、
存在感あるフリ
世間知っているフリ
鈍感じゃないフリ
気が利くフリ
を無自覚でするし、そのために「頑張り」ます。
でも、協調性がないのは自分をしっかり持っているからだし、
ズルいのは、賢いってことでもあるし、
存在感ないのは、場にうまく溶け込んでいるという事だし
世間知らずなのは世間に染まっていないという事で、
鈍感なのは、打たれ強いわけで、
気が利かないのは、人に任せられるという話なのです。
物事の「悪く見えるような」側面を切り取って言われたことの、またはそう思われたという思いこみの
それだけで自分を否定しなくても、違う側面から見ればすべてが「素晴らしい事」なのですよね。
自分をしっかり持ってる
賢い
場に合わせられる
染まってない
打たれ強い
人に任せられる
それにそもそも「協調性がなかった」という言い方ができたとしても、それは悪いことではなくて、
あなたが無意識にやっているそれは良し悪しなく、得意としている事なのです。
だって、無意識に、頑張らなくてもできる事ですから。
だから「協調性がないというこの得意を活かして、何ができる?できそう?」という発想に変えていく。
自分をしっかり持っているのだから、そこを生かした仕事をすると欠点と思っていたものは、
見方が変われば高い能力になります。
しかも自動的にできるもんだから、頑張らなくても良い。
私も、ここ数年で少しずつ変わってきたし、わかったつもりで、
最近まで大事に握りしめていたものも多いのですが、要はそういう事なんです。
私は「頑固だよね」と言われた時がきっとあったんだと思います。
その時の相手の意図はともかく、少なくとも私は「けなされた」と解釈して、
「頑固であってはいけない」と思いました。
「頑固じゃないフリ」をしていました。で、それ、自覚してやっているんじゃなくて無自覚なのです。
自分を騙して、そのうちだました事すらもなかったことにして、
私はもともと頑固じゃない、と思いこむ。
でも、実は、漏れているんです。バレているんです。
時々こっちにそういう雰囲気が向けられそうになったならば全力で否定するけれども、
実は漏れているから、何だかイタイ感じに伝わっているんだとは思います。
本当に頑固じゃないのであれば、「頑固」に善悪の価値観をつけていなければ、
何を言われてもスルーできるはずなのですけれどね。
「へー、あなたはそう思うんだね」で済ませられるはずなのですが。
「嫌われる勇気」で、アドラー心理学は「すべての悩みは対人関係の悩みだ」と書かれていますが、
どんな悩みも突き詰めれば対人に行きつく。真の意味で人と関わらないでは誰も生きていけないのです。
だからキーもそこにある。
「嫌われる勇気」なかなか良かったです。
「ネガポ辞典」は読んでいませんが、ネガティブ言葉をポジティブに変換してくれる本。
自分にダメ出しする癖のある人向けかもしれません。
こういうのもあるということで。アプリもあるみたいですね。
ここまで書いた後に、潜在数秘術の先輩のカードヒーリングのモニターを受けたのですが、
またも出ました「頑固」おおっ、こんなにもまだありましたか!というくらいドロドロ出てきました。
オリジナルのものを作ることに頑固になっていたのですが、
私はそもそも、どうやっても、どう作ってもオリジナルにしかならないので、そこ頑固にならなくて良かった。
ということがわかり、オリジナルが浮かばないーという呪縛から解放されることとなりました。
いや、そもそもオリジナル作れてるし。という話でした。
めでたしめでたし、です。
■ HP
■ お問い合わせは こちら からお願いします。