ビジョンを磨く話

やりたい事を思いついた時に、さっさと
人に話して情報も拾って、何はともあれ
進みながら考えていく事業と、
自分の中でじっくり大切に大切に温めて、
満を持して人に伝え、進む事業とでは、
何がどう違うんだろうという話を、
少し前に彼としていて、まとまった事。

若い時の見切り発車は経験が少ない分、
良い意味で要領を考える事もなく、
純度が高く真っ向からぶつかっていくので、
そこで得られることは、失敗も成功も全て、
損得勘定のない、素晴らしい宝物になる。
成功すればそれはそれで良いことだし、
失敗は失敗ではなく気づきのある経験として、
全てが次に活かせると思う。

でも、同じように見切り発車をするとして、
年齢を重ねてからになるとどうしても
「深手を負わないように」
「こうしたほうが楽だから」
「損はしたくない」のように、
ある意味知恵がついて、つい最小の労力で
やろうとしてしまう場合が多くなって、
その損得勘定が邪魔して、やりたい筈の事が
ただの薄っぺらなビジョンらしきもの、
になってしまう事がある。
純度が低くて、想いが薄い。
だから、歳をとってからの見切り発車は
うまくいかないケースが多いように思う。

って事が言えるんじゃないか、みたいな
話になったんですね。
自分を守る方の価値観ばかりが増えていくと、
どんどん冒険できなくなるし、冒険せずに
疲れずに、痛手なしで、何かを達成したい、
みたいな発想にどんどんなっていく。
純粋な想いと、無意識の計算が乖離する。
で、損得を考えてするなんて事自体が、
本当にやりたい事のはずがないわけだから、
当たり前だけど、達成なんてできないんです。

それを年齢や体力のせいにしたりね。
むしろ体力が衰えているのだから、
想いが強くないと何もできないんです。

70歳以上とかならともかく、例えば40代、
高齢化社会だから、当然まだ先も長いわけで。
思考を固定させるには早いというか、
何もしないで消極的に生きるには退屈過ぎで、
かといって、好きじゃない事で生きるには
あまりに苦しすぎるしで、いずれにしても
それでは死ぬまでもたないと思う。

じゃあ、ある程度年齢を重ねた人がこれから
何かをやろうとするならば。
また、これから自分の好きなことで、
自己実現をしていきたいと考えるならば、
どうすれば上手くいきやすいかというと。

小さな頃にやりたかった、やっていない事。
これまでに何度か、ふと思い出したり
よぎったりする、どこか気になるような事。
なんだかふっと、とても懐かしく感じる事。

この辺りを探ると出てくるかもしれないです。

あの頃に純粋に描いた夢は、損得感情なく
たとえそれ以降、これまで形になってなくても、
いや、それこそ形になっていないからこそ、
無意識下で自分の中で、自分でも知らないうちに
大切に温められてきた純粋なものだからです。

それを実現する、という事を考えてみるのは
どうでしょうか。
お金になるとかならないとかじゃなくて
絶対に自分の中にあった、持ち続けてきた
「好き」だということは間違いないのだし、
これからの時代、もう「好き」以外の事では
うまくいかないのは目に見えているのでね。

「ビジョンは磨くものなんです」

と言われ、最初は分からなかったこの言葉が
内観して、彼と話して、わかってきました。

もちろん取り出して、また磨くんですが。
何を磨くのかさえわかれば、あとは磨くだけ。
磨くのはとても楽しい作業になると思います。


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by 4cubes | 2017-11-21 17:15 | 潜在意識 | Comments(0)

一元視点で物を見つめ、物理化学の視点での引き寄せ、人の性質の分析解析を得意としています。、現在個別対応のみ承っています。


by のりこ
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