1年前の受験の話

そろそろ受験も終わり頃ですね。
受験に関してよくメールをいただきました。
メール相談を設けているわけじゃないけど、
私で答えられることは答えています。
何かの時、私を思い出してくれるのは
ありがたいことです。

私にとっても去年の息子の受験は宝物。

中学3年生、3回ある三者面談の1回目で、
内申点があまりにも悪かったため、
東京にあれほどある、都立高校、私立高校
の中で、学力的に行けるところが都立は0。
私立で3つとかそんな感じでした。
「ここから選ぶ形になります」と言われた。
(だから、今から頑張って成績上げようと、
多少は選択肢も増えるんで、というような
遠回しにそういう感じがありました)

がーん( ̄◇ ̄;)って思いましたが、
(ここまでとは思ってなかった……)
帰りに息子に「今日の話は忘れて良いよ」
と言ったことはよく覚えています。

まず「ある中から選ぶ」という雰囲気に
抵抗があったんです。
提示された中から選ぶのが進路???
だから最初にした事は「選ばない」だった。
保留することにしたんです。
成績があって数ある中から選ぶ事が迷いなく
自然な子、あるいはその親たちは、
こんな事で悩む必要も機会もないけれども。
選べないのを「成績が悪いから自己責任」
って言う人もいるけど、そういうのは違う。
成績で測れない才能があるのが子ども。
学力で選択できるできないは本質じゃない。

ってほど賢い考えでもなかったんだけど、
その時は「行きたいところがないなら
高校そのものをやめていいんじゃない?」
ってくらいだったな。
やりたい事を、高校の外で探せば良い。
成績を上げようっていうのはなかったな。
受験のために上げる成績に、意味なんて
まったく感じなかったんで。
(もちろん、やりたい事、行きたい学校
があってそのための手段として、成績を
上げる事を頑張るのは素敵だと思います。)

だから中3の夏なのにどこも見学せず、
私は「高校じゃなくても良い」と、肚を
くくったので、のんびりしたもんでした。
むしろ、人と同じような進路を選ばない、
どんな可能性があるんだろうって、
冒険心のような気分でもいました。

とはいえ担任の先生にはご心配かけたし、
息子も私もいろいろ言われたし、
高校以外の選択肢は、ドロップアウトする
可能性もあるから、高校に行くよりも
ある意味真剣勝負になるということもあり
そこに、何の不安もないかというと
当然、そういうわけでもなかったです。

ただ、家庭教師の先生も、私も、
受験や志望校合格をまったく考えず、
ただ目の前の息子がどう感じているか、
いつもそれだけを見ていました。
ものすごく学力は低いんですけれど、
理由はないけれど、学力で測れない
なんかすごいものは感じていたんです。
受験という事ではなくて、
彼を長期的に見ようとは思ってた。

彼が、なぜ一般の受験をしたくないのか、
何をしたいのか、したくないのか
はっきりしていたので、少なくとも、
どんな進路でも流される事はないと思うし、
それがわかっていればあとは「起こる」。
バドミントンの強い高校に行く、と
決めてたようなので、あとは手離した。

そんな学校、どこにもなかったはずなのに
(模試でも引っかかってきませんでした)
12月の3回目の三者面談の日に、
奇跡的に、そんな学校が現れるんです。
私が単独で「あれ?ここ」と思ったのと、
息子が別の情報からピンときたのが同時、
三者面談の席で初めてそれが集結しました。
何と学力も足りて、スポーツ推薦もあって、
バドミントン強豪校。しかも都立!
まったく情報がない学校でしたが、
次の日に偶然、学校説明会があったので
そこに参加もし、安心して出願できました。

奇跡のように全てが無駄なく繋がって進む。

息子の肚のくくり方に、感動しました。
合格の仕方はいろいろある学校でしたが
本人はただ受かれば良いと思ってなくて、
「スポーツ推薦で」合格すると決めて、
静かに「受かる」と確信し、
滑り止めは受けないと決めて、
実際試験の日も「大丈夫だと思う」と言い
(全然大丈夫じゃなさそうな事件も、
実はこの日起こるんですが……)
その通り、合格しました。

息子を通して私は、好きなことや
やりたい事を条件で諦める必要はないと
まぎれもない体感をさせてもらったので、
なんかもう、何があっても大丈夫だと
思うんですよね。

何があってもなくても自由なんだなと。
幸せでいる選択をすることが
いつだってできる。

けれども、もちろん、その場その場は、
ドキドキの連続でした。
時間制限はあるし、学校から急かされるし
息子は勝手に進路希望を私の名前も書いて
出しちゃうし、それで知らない間に進むし、
心臓に悪い場面はいくらもありました。
でもそのたび「根拠はないけどこれかも」
とか「なんか違う気がする」とか、
正直に自分の内側に聞いてきた。
時間的にギリギリでも、待った。
彼もきっと、自分の内側と向き合う事が
何度もあったんじゃないかと思う。

彼を見ていてわかった、夢を叶えるコツは
1つに決めて、そこだけに集中する、
それ以外はぜんぶなくす、退路を断つ。
エネルギーで言えば、決める時に集中した
そのエネルギーを出したあとは、潔く引く。
そこに残さない。

曇りのない、決めた自分への信頼です。
静かだけど、とても安定したエネルギー。

彼は、夢の叶え方をもう知っている。
そうすると、高校生になってからは
本当に遊びまくっていますけれど、
なんかそれでも全然大丈夫で。
毎日、笑顔しかないし。
学校サボってたのが発覚、なんかも
あったんですけど、それすら大丈夫。

サボったのが自主的で、ポリシーがあって
なら怒らないけど、嫌な事を避けるために
中途半端な小細工しながらサボってたんで
めっちゃ怒りましたけど。
良い悪いじゃなくて、ダサいんで!
「サボり方がダサい!!!」って。


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by 4cubes | 2018-03-13 13:00 | 潜在意識 | Comments(0)

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